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吉備中央町のふるさと納税返礼品「ふるさと米」の発送が始まる 約1500tを2025年8月末までに発送へ 岡山

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 岡山県吉備中央町にふるさと納税した人に贈られる「ふるさと米」の配送が始まりました。2024年は、2023年より半年も早く7月中旬に受け付けを終了するほど人気だったということです。

 19日は吉備中央町役場賀陽庁舎で出発式が行われ、生産農家の代表者らが配送業者に新米を手渡しました。

 この取り組みでは1万1000円のふるさと納税につき、吉備中央町で作られた「コシヒカリ」の新米15kgが贈られます。

 町によりますと、2024年は4月の受け付け開始から申し込みが多く、7月中旬には目標の約1500t、金額にして約10億6000万円に達したため受け付けを終了したということです。2023年に比べると半年も早かったということです。

 町では申し込みが増えた理由は、2023年10月にふるさと納税の制度が改正されて地場産100%の米が見直されたことなどを挙げています。

 米不足に関しては、頻繁に取り上げられるようになったのは申し込みを締め切った後なので関係はないと見ています。

(生産者/山本頼穂さん)
「たくさんの人に食べていただければ吉備中央町のお米はおいしいというのが分かっていただけると思うので、しっかり広がっていっていただきたいと思います」

 吉備中央町の「ふるさと米」は2025年8月末までに15kg入りの箱、約9万6000箱が発送される予定です。

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