目視での点検やフロッピーディスクなどの使用を求めるといった「アナログ規制」について、河野デジタル大臣は対象となる規制のうち約96%が見直されたと明らかにしました。
河野デジタル大臣 「日本の経済成長であったり、あるいは世の中を便利にするという意味からも問題だというふうに思いますので、アナログ規制をなるべく早く全廃をし、これは国だけでなく地方自治体でもやっていただきたいと思っております」
政府は、おととし6月から今年6月までの2年間を集中改革期間として、法令や告示などのアナログ規制の点検・見直しを進めてきました。
見直しが必要とされた8164件のうち7835件の見直しが今月10日の時点で終わったということです。
残りの329件はシステム開発や法改正の遅れなどの理由で完了していませんが、河野大臣は「新たな見直し完了の時期の設定について調整は進んでいる」としました。