横浜市の京浜急行上大岡駅前のホテルで男女の遺体が見つかった事件で、女性は10代後半で、上半身に刺し傷が複数個所あったことが分かりました。
警察によりますと、7日、港南区の京浜急行上大岡駅前のホテルの客室内で、男性が首をつった状態で、女性が血を流して倒れている状態で見つかり、2人ともその場で死亡が確認されました。
そばにはロープと血痕のついた包丁が落ちていました。
その後の警察の捜査で、女性は横浜市に住む10代後半で、上半身に刺し傷が複数個所あり、死因は出血性ショックだったことが分かりました。
また、男性は京都市に住む40代で、胸の近くに深い刺し傷があり、死因は心臓が圧迫され拍動が阻害される「心タンポナーデ」だったということです。
客室内に争った形跡はなく、警察は2人の関係や当時の状況を詳しく調べています。