マツタケそっくり「松きのこ」。安さでこの冬注目の“新キノコ”です。
蒸し焼きにしてもおいしい、煮込んでもおいしい、今が旬の「キノコ」。ここは東京・渋谷のキノコ料理専門店。名物の火鍋に10種類以上のキノコを続々と投入しています。
そんな具材の中で、ひときわ存在感を放つ大きなキノコ。アルミホイルを開けると、そこにも蒸し焼きにされたキノコが入っています。一見、高級食材“マツタケ”のようですが、実は“似て非なる”、新たに注目されているキノコなのです。
裏の山の木の子渋谷店 大釜敬介店長 「松きのこというキノコ。約20年の歳月をかけて開発されたキノコ」
形はマツタケそっくりですが、実はシイタケの仲間という「松きのこ」。松きのこは広島県世羅町のキノコ生産業者が開発。人工栽培で生産されるため、マツタケとは違い、安定供給が可能になるといいます。
大釜敬介店長 「マツタケの市場の価格に比べ、2~3割ほどの価格で。今は安定した価格帯で提供できるようになっている」
お手頃価格で味わえる松きのこに来店客は…。
来店客 「香りがする。確かにマツタケっぽい。(食感は)エノキタケのようなシャキシャキ感が混ざっている」