将棋界で女性として初の「棋士」を目指す西山朋佳女流三冠(29)の棋士編入試験の第3局が行われ、西山女流三冠は敗れて1勝2敗となりました。
西山朋佳女流三冠の棋士編入試験の第3局は8日午前10時から、大阪市の関西将棋会館で始まりました。
第3局の相手は今年度18勝8敗で勝率6割9分2厘の上野裕寿四段(21)です。
対局は午後5時半ごろ、上野四段が勝利しました。
編入試験は新しく四段になったプロ棋士5人との対局で3勝すれば合格です。
西山女流三冠はこれで1勝2敗となり、女性初の棋士誕生に向けて後がなくなりました。
第4局は来月、関西将棋会館で行われます。
相手は宮嶋健太四段(25)です。