自民党本部に男が火炎瓶を投げ込み車で総理官邸の柵に突っ込んだ事件で、警視庁公安部は現行犯逮捕された男を殺人未遂の疑いなどで再逮捕しました。
臼田敦伸容疑者(49)は先月、自民党本部前で殺意を持って機動隊員らに向かって点火した火炎瓶5本を投げたとして、殺人未遂や火炎瓶処罰法違反の疑いなどが持たれています。
警視庁公安部によりますと、臼田容疑者はこれまでに総理官邸の前の柵に車で突っ込んだ後、発煙筒のようなものを1本警察官に投げた公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていました。
臼田容疑者は今年春ごろから空の瓶を購入するなどしていて、公安部は動機などを含めて詳しく調べています。