「豊かな海づくり大会」出席などのため大分県を訪問中の天皇皇后両陛下は、「海づくりに取り組む方々から話を伺い、うれしく思う」などと述べられました。
天皇皇后両陛下は9日、沿道などでおよそ6800人の歓迎を受けられました。
緑色のLEDを使い稚魚を育てる施設では、餌(えさ)をやり、集まってきた稚魚をにこやかにご覧になっていました。
その後、豊かな海づくり大会の絵画や書道で入賞した小中学生らとも懇談し、「色使いがきれいですね」などと声を掛けられていました。
両陛下は「地域のことを思いながら豊かな海づくりに取り組んでおられる各地の方々からお話を伺い、うれしく思いました」などと感想を述べられました。
一方、入院している三笠宮妃百合子さまの容体について側近から報告を受けると、心配されている様子だったということです。
両陛下は10日、式典に出席し、夜には東京に戻られます。