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福島第一原発から取り出されたデブリが茨城県の研究施設に到着 成分など分析へ

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 福島第一原発2号機から初めて取り出された燃料デブリが茨城県の研究施設に到着しました。これから成分などが分析される予定です。

 東京電力によりますと、取り出された燃料デブリの大きさは直径約5ミリ、重さは0.69グラムで、専用の容器に入れられて12日午前9時半ごろに福島第一原発を出発しました。

 デブリは午後2時40分ごろ、茨城県大洗町にあるJAEA(日本原子力研究開発機構)大洗研究所に到着し、引き渡されました。

 この研究所を含む4つの施設で複数の項目について分析する計画でしたが、取り出されたデブリが少量だったため、具体的にどのような分析が可能かは今後、判断されるということです。

 福島第一原発の1号機から3号機には合わせて約880トンのデブリがあるとみられていますが、詳しい成分などは分かっておらず、いかにすべてを取り出すかが大きな課題となっています。

画像:東京電力ホールディングス提供

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