石破総理大臣が今回の南米訪問に合わせて調整していたアメリカのトランプ次期大統領との面会を断念したことが分かりました。
APEC(アジア太平洋経済協力会議)やG20の首脳会議に出席するため南米を歴訪している石破総理大臣はブラジルから日本への帰りに、フロリダにあるトランプ氏の邸宅に立ち寄るなどして短時間会談することを打診していました。
しかし、政府関係者によりますと「トランプ氏側から国内法を理由に大統領就任前の外国首脳との面会を一律で断っていると説明があった」ということです。
石破総理は、トランプ氏が大統領に就任する来年1月20日以降なるべく早く訪米し、トランプ氏との初会談を実現させたい考えです。
来年の通常国会で予算審議のスケジュールなどもにらみながらタイミングを模索することになります。