太陽光発電施設にある銅線ケーブルの窃盗が相次ぐなか、盗まれた物と知りながら銅線を買い取ったとして、関東にある複数の金属買取店に警視庁などが一斉捜索に入りました。
今年、東京・日の出町と群馬・嬬恋村の太陽光発電施設で銅線ケーブルが盗まれた事件で、タイ人の窃盗グループ7人が逮捕・起訴されています。
グループによる被害は100件を超すとみられていますが、警視庁などはこのグループが盗んだケーブルが盗まれた物と知りながら少なくとも80回、合わせて4600万円ほどを買い取った疑いが強まったとして、栃木県と茨城県にある4つの金属買取店に一斉に家宅捜索に入りました。
警視庁などは買い取り側の摘発を強化するとともに、グループと店との関連について調べています。