東京23区の新築マンション1戸あたりの平均価格が6カ月連続で1億円を超えました。
不動産経済研究所によりますと、10月に販売された東京23区の新築マンションは816戸で、そのうち半数以上となる474戸で価格が1億円を超えました。
1戸あたりの平均価格は1億2940万円となり、6カ月連続の1億円超えです。
中央区の湾岸エリアや中野エリアで販売された高額のタワーマンションが価格を押し上げ、去年から5割近く上昇しました。
首都圏では去年より4割余り上昇し、9239万円でした。
不動産経済研究所は「供給は来年、持ち直す可能性があるが、工事費の増加や立地を厳選する傾向は続くことから今後も高い価格で推移するだろう」と分析しています。