旧ソ連の構成国のひとつジョージアでの反政府デモが止まりません。4日連続で行われ、1日は44人がけがをしました。
首都トビリシでは1日、議会前に1000人を超えるデモ隊が集まり、一部は治安部隊に向け打ち上げ花火を飛ばしたり、ごみ箱に火を付けたりしました。
治安部隊も催涙弾や放水銃を使い応戦しましたがデモはおさまらず、一晩でデモ隊27人、警察官16人ら44人がけがをして病院に搬送されたということです。
ジョージア議会は親ロシア派とされる「ジョージアの夢」が多数派でコバヒゼ首相が先月、EUへの加盟交渉を停止すると表明していました。
これに反対するデモが続いていますが、首相は「革命は起こさせない」とデモを封じ込める姿勢を示しています。