今年も残すところ1週間となりました。千葉県の成田山新勝寺では、正月に向けて大しめ縄の飾り付けが行われました。
全長6.6メートル、重さ200キロの大しめ縄が本堂前へと運ばれていきます。
職人たちが2カ月をかけて、すべて手編みで作り上げたものです。
クレーンで高さ6メートルまでつり上げ、位置を調整しながら慎重に取り付けていきます。
最後には松と竹が飾られ、新年を迎えるための大しめ縄が完成しました。
新勝寺の大しめ縄は「照範じめ」と呼ばれていて、稲穂をつるしたような形が特徴です。
江戸時代に五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して作られたのが始まりとされています。
新勝寺には正月三が日で約300万人が訪れる見込みだということです。