アメリカ議会は、上下両院ともに僅差で共和党が多数派を握る新たな体制で開会しました。下院の議長選では共和党のマイク・ジョンソン氏が続投を決めています。
3日に開会した議会下院では、新体制での議長を選ぶ投票が行われました。
共和党のマイク・ジョンソン氏が続投を目指して立候補し、当初、3人の共和党議員が造反したものの、その後の説得で2人がジョンソン氏の支持に転じたことで続投が決まりました。
2023年の下院議長選では、共和党内の勢力争いが先鋭化したことで議長の選出までに15回の投票を繰り返した経緯があり、今回も混乱が予想されていましたがトランプ政権の発足が目前に迫るなかで共和党として混乱回避の道を選んだ形と言えそうです。