1月5日は全国の市場で初競りが行われました。4月に移転する高松市中央卸売市場の「青果棟」では、現在の建物での最後の初競りとなりました。
高松市中央卸売市場では午前6時30分に野菜など「青果」の初競りが始まりました。競り人の威勢の良い掛け声とともに、地元産の小松菜やマンバなどが次々と競り落とされました。
2024年夏の猛暑や雨が少なかった影響などで野菜の入荷量が少ないため、高値はしばらく続きそうだということです。
(高松青果/増田公士 専務)
「今まで慣れ親しんできた場所なので寂しい気持ちはありますね。安全安心で鮮度の良いものを安定供給していくというのが私たちの使命なので、少ない中ではありますけれどもしっかりと供給していきたいと思っています」
また、初市祈願祭も行われ、関係者が市場の安全や商売繁盛を願っていました。