日本の伝統工芸を受け継ぎ練磨する優れた作家たちの作品を集めた「日本伝統工芸展」が、高松市の香川県立ミュージアムで開かれています。
香川の伝統工芸・漆芸の作品（77点）を中心に、7部門の作品220点が展示されています。
原智さんの金工「鐵地象嵌花器」です。紋様はチョウの羽の鱗粉をイメージして表現されています。デザイン性と高い技術力が評価され、日本工芸会総裁賞を受賞しました。
香川在住の人間国宝・山下義人さんの漆芸「蒟醤食籠オーロラ」は、不規則な曲線がオーロラのゆらめきを表しています。訪れた人は「漆でこんなすごい作品ができるのが不思議ですごい」と話していました。
「日本伝統工芸展」は1月19日まで開かれています。
