法政大学でハンマーを振り回し、逮捕された女。「無視された」と話しています。
■法政大“ハンマー女（22）”逮捕
現行犯逮捕された女は動機について「グループから無視されていて、うっぷんがたまっていた」と話しているといいます。
現場は東京・町田市相原町にある法政大学の多摩キャンパス。捜査関係者などによりますと、通報があったのは10日午後4時ごろです。
学校職員 「何者かがハンマーを振り回している。けが人が10人以上いる」
学校職員が通報しました。
学生 「テストを受けていたが、終わったら救急車と警察が多かった。すごく怖くて、物騒だなと思います」
警視庁や救急隊が駆け付け、これまでに少なくとも男女8人のけがが確認されているといいます。全員が命に別状はなく、意識はあるということです。
一体、何が起きたのでしょうか…。
法政大学の多摩キャンパスに在籍する学生は約9000人。10日は冬休みが明けた後の授業期間中でした。
捜査関係者への取材によりますと、学生同士の何らかのトラブルがあったといいます。
そして、女がハンマーを使って少なくとも8人を殴るなどしたということです。女の身柄は騒動を聞き付けた学校職員に取り押さえられ、駆け付けた警察官に引き渡されました。
社会学部の2年生で、22歳の女です。傷害の容疑で現行犯逮捕されました。殴られたのは19歳から22歳の男性5人、女性3人の合わせて8人です。
現場近くにいた学生 「テスト期間前だったので学生、皆（大学に）行っていると思う。『何が起きたんだ』と、すごくザワザワしていた。走って逃げる様子は、自分は確認していない」
22歳の女は犯行に使ったハンマーは学校にあったと話しています。
