アフリカ中部のコンゴ民主共和国で反政府組織が東部の主要都市を掌握し、政府軍との戦闘が激化していますが、死者数が773人に上っていることが分かりました。
コンゴ民主共和国の政府報道官は1日、東部の主要都市ゴマを掌握した反政府武装組織「M23」と政府軍の戦闘で、773人が死亡し2880人が負傷したと発表しました。
ロイター通信によりますと、ゴマの病院や遺体安置所では収容が追いついていなく、路上に遺体が並べられているということです。
コンゴ民主共和国の東部では、隣国のルワンダが支援する反政府武装組織「M23」が政府軍との戦闘で攻勢を強めていて、先月28日に主要都市ゴマを掌握しています。