イスラエルのネタニヤフ首相はイスラム組織「ハマス」が停戦案を拒否したことを受けて「戦い続ける以外の選択肢はない」と述べ、ガザ地区への攻撃を続けると表明しました。
イスラエルは45日間の停戦と引き換えに、ハマスが拘束している人質10人を解放する案を示したとされています。
ハマス側は17日、この案の受け入れを拒否し、ガザ地区での戦闘が終結した場合にのみ残りの人質を解放すると主張していました。
これを受けてネタニヤフ首相は19日、ハマスへの圧力を強化するよう軍に指示したと明らかにしました。
イスラエル国内では交渉による人質解放を求める世論が広がりをみせていますが、ネタニヤフ首相は「勝利するまで我々の生存のためには戦い続ける以外の選択肢はない」と強調しました。