藤井聡太名人(22)が3連勝し、3連覇に王手をかけて臨んだ名人戦七番勝負第4局の2日目。藤井名人が永瀬拓矢九段(32)より3時間少ない持ち時間で始まりました。
序盤から優位に戦いを進める藤井名人に、多くの棋士らがタイトル防衛を確信していましたが、1分将棋にもつれ込んだ終盤は一転、手に汗を握る展開に。 最後は永瀬九段が大逆転し、シリーズ初勝利を挙げました。
大盤解説で来ていた香川愛生女流棋士 「藤井名人は追い詰められた局面から逆転勝ちをすることは、これまでもあった。逆のパターンは本当に珍しい」
悔しさを隠せない藤井名人はこう話しました。
「全体的に読みの精度が足りていなかったと感じています」
(「グッド!モーニング」2025年5月19日放送分より)