瀬戸大橋など本四高速道路の割高な料金が運送業の経営を圧迫していると、17日、高松市で料金引き下げを求める決起大会が開かれました。四国トラック協会連合会などが初めて開いた大会で、4県から約260人が出席しました。
「2024年問題」によるドライバー不足や燃料価格の高止まり、車両価格の高騰など、運送業を取り巻く環境は厳しさを増しています。そうした中、一般の高速道路より割高な本四高速料金の影響で四国の事業者は他の地域より経済的な負担が大きくなっていると訴えます。
大会では本州四国連絡高速道路に対して、設定のない深夜割引や、NEXCOと通算した長距離割引の導入などを強く求めることを決議しました。
四国トラック協会連合会の楠木寿嗣会長は「本四の料金をとにかくNEXCO並みにしてほしい」と話しました。