大手格付け会社がアメリカの信用格付けを引き下げたことへの警戒感から、日経平均株価は下落して取引が始まりました。下げ幅は一時、200円を超えました。
16日に、大手格付け会社のムーディーズがアメリカの信用格付けを最上位から1段階引き下げました。
そのため市場関係者は、アメリカ国債の金利上昇やドル安進行への警戒感から、週明けの東京株式市場の上値は重くなるとみています。
また、外国為替市場では、1ドル=144円台まで円高方向に進む可能性があるということです。
ただ、市場の関心はアメリカの関税政策に向いていて、今後の日米交渉への注目が高いと指摘しています。