10月末、5万2411円をつけ史上最高値を更新した後、5万円台を挟んで推移していた日経平均株価。先週は長期金利の上昇が上値を抑えましたが、5万円の大台を維持したまま取引を終えました。
市場関係者は9日、フィナンシャル・タイムズのイベントに登壇する日銀の植田和男総裁の発言に注目しています。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「植田総裁がイベントでどんなことを語るのか、日本の政策金利の最終的な到達点に関して、ちょっと引き上げを示唆するような発言があるかどうか注目されている」
10日にはアメリカのFOMC=連邦公開市場委員会が控えています。
「今回の利下げはもうほぼ100%織り込み済み。その後、来年末までの利下げ回数は2回を予想している。パウエル議長が利下げに積極的でないタカ派的な姿勢を示したとしても、市場がネガティブサプライズになるようなことはないのではないか」
(「グッド!モーニング」2025年12月8日放送分より)