帝国データバンク岡山支店によりますと、2025年11月に1000万円以上の負債を抱えた岡山県の企業の倒産件数は5件で、前月同月と比べて1件増えました。前月と比べると4件少なく、3カ月ぶりに前月を下回りました。
負債総額は4億8800万円で前年同月と比べて1600万円増えましたが、前月と比べて3億9700万円少なく、3カ月ぶりに前月を下回りました。
地区別では岡山市が3件、倉敷市が2件で、業種別では「建設」と「サービス」がそれぞれ2件、「製造」が1件でした。原因別では「販売不振」が4件と最も多くなっています。
帝国データバンク岡山支店は、12月以降について「円安による物価高が続いており、多くの中小企業がコスト上昇の影響から避けられないことが懸念されている」としています。