アメリカのトランプ大統領が、イランに対してかつてない規模の攻撃を示唆し、原油価格は再び100ドルを超えてきました。
■新たな停戦案イラン拒否か
日本時間25日未明のトランプ大統領の投稿です。
「ロシアと中国は私に、イランに武器を売らないと約束しました。もし関与していたら、彼らにとって非常に悪い結果となるでしょう」
これで13日連続。アメリカとイランの攻撃の応酬は、一向に終わる気配が見えません。
トランプ大統領 「これまでで最大規模の攻撃を検討しています。決断を下す寸前です。準備は万全です」
イランに対して、こう宣言してから、24時間以上が経ちますが、今のところ大きな動きは確認されていません。
一方、ニューヨーク・タイムズは23日、イランが、アメリカから提示された新たな停戦案を拒否したと報じました。
ホルムズ海峡の“支配権”問題が未解決のままの合意には、イランは関心がないとしています。
いまや、危機は「ホルムズ海峡」にとどまらず、紅海の入り口にあたる「バブエルマンデブ海峡」にも波及しています。
イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」は23日、紅海での“海上封鎖”に違反したとして、サウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃。さらにロイター通信は、情報筋の話として、イランがフーシ派を支援するため、革命防衛隊の司令官らを派遣したと報じました。
報道によると、イランの航空機でイエメンに到着し、短距離・中距離ミサイルやドローン関連の部品のほか、活動資金として金塊も積み込まれていたということです。
■原油価格再び100ドル突破
こうしている間にもマーケットでは原油先物価格が上昇。代表的な指標の一つである北海ブレント原油は、およそ2カ月ぶりに、1バレル=100ドルを突破しました。
日本では3月以降、政府の補助金によって、レギュラーガソリン価格は1リットルあたり170円程度に抑えていますが、これもいつまで続くか分かりません。
(2026年7月25日放送分より)