最大震度7を観測した氷川町でも、大規模な断水が続いています。水を求める人たちを猛暑が襲うなど、厳しい生活を余儀なくされています。
■猛暑が襲い…避難所へ
地震の発生から丸4日。最大震度7を観測した氷川町には、今も深い爪痕が残されています。
被災者の生活を支えるライフラインも、復旧には至っていません。
夫婦も、地震によって住み慣れた家を失いました。倒壊したのは、家族の思い出が詰まった母屋です。
氷川町でい草加工業を営む夫婦 「(Q.ここにあるのは何階部分?)崩れているのは1階部分」
夫婦は、地震が起きるわずか2時間前まで、この1階で昼寝をしていたといいます。
氷川町でい草加工業を営む夫婦 「もうここにいたら2人とも生き埋めになっていたと思う。だから運が良かったのか悪かったのかよく分からない」
夫婦は長年、この地で畳の材料となる、い草の加工業を営んできました。そのため、機械の盗難を防ぐなどの理由で納屋に身を寄せ、1日まで生活を続けてきたといいます。
氷川町でい草加工業を営む夫婦 「(Q.洗濯はどうしている?)近所の人が井戸水で洗濯できるからどうぞって言ってもらえたのでしてきた」
ただ、被災地を襲っているのが厳しい暑さです。
氷川町の近くでは最高気温が35.9℃と、地震発生後、最も厳しい暑さとなりました。
氷川町でい草加工業を営む夫婦 「(Q.夜はどうやって乗り切る?)エアコンだより、エアコンがないと無理」
納屋での生活も限界に近付き、夜から避難所へ移ることを決めたそうです。
ただ、夫婦には気掛かりなことがあります。15歳になる愛犬です。避難所へ連れて行くには、ためらってしまうそうです。
氷川町でい草加工業を営む夫婦 「犬がそんな気持ちが分かったのか、自分でずっと軒下に隠れていました。本当にかわいそうで」
そのため、妻は避難所へ、夫は愛犬とともに車中泊を続けることになりました。
氷川町でい草加工業を営む夫婦 「どこから日常の生活を取り戻せばいいのかが、今のところはまだ」