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百条委設置めぐり紛糾、徹夜審議 賛成多数で可決 金銭授受疑惑の福岡県議会

社会

 17日午前3時半すぎの福岡県議会の様子です。9月定例会の閉会日を迎えるなか、金銭授受疑惑の解明に向け、百条委員会の設置を巡って議会が紛糾。再び「動議」も飛び出し、攻防が夜明け近くまで続きました。

■百条委員会設置を超党派が要求

 午前3時半すぎの福岡県議会。16日に閉会するはずだったにもかかわらず、続々と県議たちが議場に入っていきます。

 服部誠太郎知事の表情を見ると、心なしか疲れが見えます。長い一日の始まりは、午前11時すぎからでした。

 揺れる福岡県議会最終日。金銭の授受を巡る問題で16日、各会派のトップによる代表者会議の場に呼ばれたのは、第三者委員会よりもより強い調査権限を持つ「百条委員会」の設置を求める超党派の議員らです。

 そのメンバーには、金銭授受を告発した吉松源昭県議はもちろん、バンコク視察でどんちゃん騒ぎの送別会に参加していた大田京子県議の姿もあります。代表者会議は予定を1時間半も超え、激論が交わされました。

 百条委員会の設置に異を唱えるのは、自民党県議団のトップです。

自民県議団 渡辺勝将会長 「9名の皆さんは意思統一されてこの意見書に名前を書かれて、2月までにしっかり結果を出すという思いでやられているのか」

 これに対し、百条委員会設置の議案を提出した側の議員は。

議案を提出 神崎聡県議 「渡辺会長、どこを向いて今の発言になっているのか。県民の声に応えて本当に努力しながら、勇気をもって覚悟を決めて提案している」

■本会議で付託後に審議の方針

 その後開かれた、本会議の段取りを決める議会運営委員会では、百条委員会の設置案に対し…。

議会運営委員会 中牟田伸二委員長 「議員提出第4号議案(百条委員会設置議案)につきましては議会運営委員会に付託することとし」

 百条委員会設置議案は、本会議で議会運営委員会へ付託した後、議案を審議する方針に決まりました。

 しかし、これでは時間が足りないことを理由に「継続審査」扱いとなり、今回の県議会では採決を見送られる可能性があります。

 これを避けるため、吉松議員は委員会への付託を省略して、本会議で百条委員会設置議案を採決するよう議長に申し入れていました。

吉松県議 「我々の申し入れを受け取ってもらえなかったと思っています」 「(Q.動議をすることに?)検討することになると思います」

■百条委設置は賛成多数で可決

 16日午後4時前、本会議が始まります。

 吉松議員は付託の省略を提案。これにより、いったん議会は休憩に入ります。

 そして午後8時前、反対多数で、吉松県議の提案は受け入れられませんでした。

 午後8時。百条委員会設置議案についての審議が議会運営委員会で始まります。結局、百条委員会設置議案は、「継続審査」として扱われることに。

 そして、日をまたいだ17日午前4時前。本会議が再開されます。

 継続審査の可否を問う採決はなんと、起立した議員の数が少ないという事態に。つまり、継続審査の判断が否決されたのです。議会はこのまま百条委員会を設置するか否かの採決へと入ります。

 これまたなんと、大逆転の賛成多数。百条委員会の設置が可決されました。これで、金銭授受を巡る問題は、第三者委員会に加え、百条委員会の調査が今後始まることになります。

 その後も本会議は続き、閉会したのは午前4時20分でした。

自民県議団 樋口明県議 「真相究明が明らかになっていけばいいと思います」

自民県議団 松尾統章前会長 「私としては百条委員会ではっきりときっちり結論が出て、それで県民が納得すればそれでいい」

福岡県 服部知事 「百条委員会の設置については、県議会の判断を尊重し、我々としても必要な調査には誠実に協力をしてまいります」

(「グッド!モーニング」2026年10月17日放送分より)

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