子どもとの接し方を親に学んでもらうワークショップが、岡山市で開かれました。
ワークショップには発達障害の子どもを持つ親など4人が参加しました。 講師の小松原修さん(46)は、障害のある子どもの教育に携わる傍ら、台本も演出も決まっていない即興の演劇、「インプロ」をやっています。小松原さんは子どもと接する上で大切なのは遊び心だと話します。
(講師 小松原修 さん) 「その場でどうやって対応すると本人がにやっと笑って動くか、そこを見つけていくのがユニークな関係作りかなって」
(記者リポート) 「今行われているのは声の調子だけで相手との意思疎通を図るゲームです。家でも子どもと一緒に楽しめそうです。」
参加者は出題者の反応を見ながら、お題の動作を当てる遊びなど、言葉を使わないコミュニケーションゲームを行いました。小松原さんはこうしたゲームでも、即興演劇のようにアレンジを加えて楽しむことがポイントだといいます。 参加者はただルール通りにするのではなく、目を閉じたりフェイントを加えたりして相手を楽しませていました。
(参加者は―) 「遊ぶ時さえもルールを教えなきゃいけないとか、ルール通りにしなきゃいけないとか、自分が思ってたことすら気がつかなかったんですけど、手たたくやつ家でやってみたいと思います。」 「言葉ではあんまりコミュニケーションを取れないので、(ゲームなど)全部を手段にして伝えて、コミュニケーションを取れれば。」