香川県ならではのこんな入社式も行われました。丸亀市に本社を置くうどん会社では、入社式で新入社員の“うどん愛”が試されました。
香川県内に13店舗を展開する「こだわり麺や」を運営するウエストフードプランニングです。
(佐田リポート) 「緊張した面持ちの新入社員の前にあるホワイトボードには、空のうどんばちと思われる絵が描かれています。一体入社式で何が行われるのでしょうか。」
今年は7人の新入社員が入社しました。入社式は、社長のお祝いのあいさつから始まり名刺と社員証の授与と、ここまでは、普通の入社式と変わりませんが…ホワイトボードの出番です!
社長が描いているのは、うどんの絵!
つづいて、新入社員たちもうどんばちにうどんを描き込んでいきます。その名も「うどん入魂の儀」という儀式なんです!
(佐田リポート) 「新入社員たちが自分の理想のうどんを描いています。最初に描いた社長の絵がこれですからね。目玉親父?みたいな感じですけど…社員たちも肩の力を抜いて描くことができているんじゃないでしょうか」
ホワイトボードには、それぞれの個性溢れるうどんが並びました。
(新入社員は―) 「普段からボリューミーなうどんばかり食べて大きい体なんですけど、天ぷらと卵とネギが乗っていて将来、体の大きなお客様でも満足できるようなボリューミーなうどんを作りたいなと思って」
(新入社員は―) 「(シンプルなかけ中を)飾らずに描いてみました。早さと品質、クオリティーを両立したものを作っていきたいと思います。」
新入社員たちは、5月から店舗に配属され、うどんを作ったり接客をしたりする予定です。
(自衛隊から転職/野中大輝 さん 22歳) Q.なぜうどん会社に? 「それは僕自身うどんがすごい好きだからです。ずっと小さいころから香川県で育ってきたのでふるさとの味じゃないですけど、やっぱうどん好きなんでうどん会社がいいなあと思って」
(関西からUターン就職/浅川聖菜 さん 22歳) 「香川県といえばうどんっていうイメージがあると思うんですけどそこを盛り上げていけたらいいなあと思って、この会社に就職しました」