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海外で活躍の夢も…新型コロナ禍で岡山にUターン就職 新入社員の思い

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 岡山市のデパートに入社した女性。岡山市の出身ですが大学進学を機に上京し、就職で岡山に戻ってきました。新型コロナ禍、Uターン就職を決断した背景とは?

(長田桃佳さんの新入社員代表あいさつ)
「なかなか故郷の岡山に帰省できないことで、不安や孤独から大変つらく感じたこともありました」

 天満屋グループ67人の新入社員を代表して故郷への思いを述べたのは、長田桃佳さんです。

 岡山市出身の長田さん。高校時代まで過ごした地元にUターン就職しました。

 3歳の時にクラシックバレエを始めた長田さんは、本場でバレエを学ぶために英語を身につけようと、高校時代はオーストラリア、大学ではイギリスに留学しました。

 海外で活躍することも思い描いていた長田さんの未来に新型コロナ禍が影を落とします。自分にできることは何か。考え抜いて出した答えは……。

(天満屋 新入社員/長田桃佳さん)
「やはり岡山に帰ってくると、人とのつながりの深さだったりとか温かさをすごく実感します。地域貢献に携わりたいというように考えてUターンの就職を決意しました」

 そんな長田さんは入社式で新入社員代表あいさつという大役を任されました。

 式が始まり、斎藤和好新社長のあいさつや辞令の交付が行われます。そして、いよいよ――。

(長田桃佳さんの新入社員代表あいさつ)
「私にとって『人と心を通わせること』と『故郷の岡山』、この2つの存在が大きいことに気付かされました。コロナ禍での就職活動を乗り越えた私たちだからこそ、心の豊かさを提供できる天満屋グループの一員として活躍してまいりたいと思います」

入社式を終えて――

(天満屋 新入社員/長田桃佳さん)
Q.スピーチの自己評価は?
「98点です。少しかんでしまった」
「家族や恩師の方々に恩返しをする気持ちで笑顔を振りまいて接客していきたいと思います」

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