民進党と希望の党が合流し「国民民主党」を立ち上げました。香川2区選出の玉木雄一郎衆議院議員が共同代表となりましたが、希望の党に所属していた小川淳也衆議院議員は新党に参加せず、無所属で活動することになりました。
新党「国民民主党」の結党大会が7日午後、東京で開かれました。共同代表に就任した玉木さんが意気込みを語りました。
(国民民主党の共同代表に就任/玉木雄一郎 衆院議員) 「間違いなく厳しい道のりの第一歩だと思います。しかし、近い将来、政権の中核を担えるのは私たちしかいない」
一方、これまで希望の党に所属していた小川さんは「国民民主党」に加わらず、当面、無所属で活動します。
(国民民主党に参加せず/小川淳也 衆院議員) 「自分の政治信条なりに正直に、うそをつかないですむより、率直でいられる立場で出直しをさせていただきたい」
小川さんは、去年10月の衆院選香川1区に希望の党公認で立候補しました。「これまで野党共闘を推し進めてきた」として、共産党が候補者擁立を見送りましたが、自民党の対立候補に2000票あまり及ばず、比例復活で当選していました。
小川さんは、民主党時代から香川で一緒に活動してきた玉木さんとの関係に悩んだものの、自らの政治信条を通すため、無所属での活動を決断したと説明しました。
(国民民主党に参加せず/小川淳也 衆院議員) 「最終的には友情や義理人情を大事にする一方で、政治活動にあたっての政治信条を優先しなければならない。それは去年希望の党に移ったときの反省でもあります。玉木さん含めて地方議員のみなさんとも強固な結束を図っていきたい」