新しい市民会館は名前にふさわしい劇場になるのでしょうか。岡山市の千日前地区に移転する「岡山芸術創造劇場(仮称)」の有識者会議が開かれ、メンバーから「創造型になっていない」との意見が相次ぎました。
検討懇談会には、岡山市出身の劇作家や地方劇場の館長ら8人が出席しました。
「岡山芸術創造劇場」は2022年に開館予定で、新たな文化芸術を生み出す「創造型」の劇場を目指しています。
懇談会では、事業計画の年間スケジュールが提示され、「創造事業」とした劇場が企画する公演などは年間で最大9回、組み込まれました。
メンバーからは「劇場が企画する自主事業が少なすぎる」や「芸術を創造する事業が少なく創造型になっていない」などの意見が相次ぎました。
岡山市は懇談会をあと2回開き、今年度中に実施計画を策定する方針です。