公益財団法人福武財団が香川県豊島で運営する美術館「豊島横尾館」が約3カ月の改修工事を経て、2026年4月にリニューアルオープンしました。
豊島横尾館は、「生と死」をテーマに、アーティスト・横尾忠則さんと建築家・永山祐子さんが手掛けた美術館です。豊島の玄関口・家浦港に面した集落にある古民家を改修て、2013年に開館しました。
横尾さんが表現したかった構想にさらに近づけるために2026年1月から改修工事が行われていましたが、4月8日にリニューアルオープンしました。
今回の改修工事で、豊島横尾館を象徴する塔が黒色から赤レンガ色のタイルになりました。この塔は、イタリアの画家ジョルジョ・デ・キリコの絵画へのオマージュとして建築当初に構想されたものです。赤レンガ色になったことで、キリコの絵画に描かれた塔の色調に近づきました。
また、館内の中庭に「死」を象徴する糸杉を増設するなどし、より「生と死」のテーマを感じさせる空間に近づけたということです。
豊島横尾館では、建物の配置を生かした「母屋」「倉」「納屋」で構成された平面作品11点を見ることができます。
鑑賞料金は、オンライン購入600円、窓口購入700円で、15歳以下は無料です。