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高松ー台北便が3月から毎日運航へ…瀬戸芸開催で渡航者増に期待

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 現在、週6往復の高松ー台北便が、今年3月から毎日運航することになりました。4月に4回目の瀬戸内国際芸術祭が開幕することもあり、関係者からは期待の声が上がっています。

(記者) 「高松空港です。高松‐台北便の利用者が続々と降りてきました。きょうは平日ですが、利用する人は少なくないようです」

 台湾のチャイナエアラインは、高松ー台北便を今年3月31日に増便し、毎日運航すると発表しました。高松空港の国際定期路線のデイリー運航は、ソウル便に続いて2路線目です。

 高松ー台北便は、2013年3月に週2往復で就航しました。その後、増便を重ね、現在は火曜日を除く週6往復です。利用客数も右肩上がりで増え、2017年度は7万3807人、搭乗率は74.5パーセントでした。

(台湾からの利用客はー) 「(Q.香川について)ベリーグッド」

(香川出身でマレーシア在住の方ー) 「帰るのに台北を経由して帰るので(毎日運航は)すごく助かりますね。いつでも帰れるようになるというのは」

 チャイナエアラインでは、利用状況が好調なことに加え、今年4月に開幕する瀬戸内国際芸術祭でさらに需要が見込めるとして、今回の増便を決めました。 前回、2016年に開催された芸術祭の来場者を対象に行なったアンケート調査では、外国から来た人の中では台湾からが最も多く、全体の37.2パーセントを占めました。

 高松市の商店街も、台北便のデイリー化によるチャンスを逃すまいと意気込んでいます。

(高松丸亀町商店街振興組合/古川康造 理事長) 「全店の売り上げの3割を外国の観光客の方が占めている、というお店もちらほら出てまいりまして。今はちょっと外せない状況になっていますので、これからますます取り込みの施策を打っていきたいと思っております」


 一方、デイリー化によって観光面だけでなく、ビジネス利用の増加も見込まれています。

(香川県航空振興室/平池岳弘 室長) 「旅行のプランとか、ビジネス利用に関して利便性が大きく向上すると思っておりますので。インバウンド、アウトバウンド両方から利用促進に努めまして、チャイナエアラインと高松空港株式会社といった関係機関と連携して定着を図っていきたい」

 高松ー台北便のデイリー運航は10月26日までですが、チャイナエアラインでは利用状況を見ながらその後の方針を決めたいとしています。

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