児童虐待の対応を強化するため香川県は、4月1日から県内2カ所の児童相談所に新たに警察官を配置しました。
4月1日付で警察官が配置されたのは、高松市と丸亀市の児童相談所です。
両親から虐待を受けて去年3月に死亡した船戸結愛ちゃんの事件を巡っては、香川県の検証委員会が児童相談所と警察の情報共有が不十分だったと指摘していました。 これを受けて、香川県は県警本部の生活安全部と刑事部に所属する男性警部補2人を、それぞれの児童相談所に配置しました。男性警部補らは立ち入り調査への同行や警察との連絡調整などを行います。
児童相談所に現役の警察官が配置されるのは四国で初めてで、任期は2年となっています。