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児童虐待被害を減らせ 岡山県警と児童相談所などが合同訓練 5月の殺傷事件を受け護身術訓練も

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 対応力を高めることで児童虐待の被害に遭う子どもを減らそうと、警察と児童相談所が7日、岡山県倉敷市で合同訓練を行いました。

 岡山県警と県内の児童相談所などが合同で開いたものです。

 訓練は「子どもの泣き声がよく聞こえる」との相談を受けた相談所の職員と警察官が家を訪れた想定です。

 参加した職員は、子どもの安全を確認することや保護者と適切な対話ができているかなどを確認していました。

 また、2025年5月に佐賀県の児童福祉施設で保護者が職員を切り付け殺害した事件を受け、万が一に備えるための護身術訓練も行われました。

 岡山県警によりますと、2024年県警から児童相談所へ虐待または虐待の疑いがあると通告した件数は1142件で、このうち検挙件数は63件でした。

 児童相談所は、子育ての悩みなど誰かに話したいことがあれば気軽に相談してほしいと呼び掛けています。

(倉敷児童相談所/大西あやさん)
「子育ての応援だとか協力・支援をしていきたいというつもりで業務を行っている。きちんとこちらの意図を説明するというのを意識したい」

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