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岡山・香川の「防災重点ため池」 西日本豪雨受け基準見直しで大幅増

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 去年の西日本豪雨を受けて国は、決壊したときに人的被害の恐れがある「防災重点ため池」の基準を見直しました。  その結果、岡山県は以前の18倍近く、香川県は20倍以上のため池が選定されました。

 去年の西日本豪雨では岡山県で230のため池が損壊し、4つが決壊しました。  このほか、各地で「防災重点ため池」に選ばれていないため池が決壊し、被害が拡大したことから、国は去年11月、選定基準を見直しました。  その結果、岡山県はこれまでの17.6倍の4028の「ため池」が、香川県は20.2倍の5849の「ため池」が選定されました。  岡山県は全国で4番目に、香川県は全国で3番目に多い数です。

 国は「防災重点ため池」について、それぞれの市町村が調査して、浸水想定区域図を早急につくることなどを求めています。

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