サッカーJ3のカマタマーレ讃岐は、12月1日にホーム最終戦を迎えます。ラストを勝利で飾ろうと奮闘する選手たちを取材しました。
今シーズンからJ3で戦うカマタマーレ讃岐。 ここまで9勝8分15敗で18チーム中15位と厳しい状況に置かれていて、その要因は、48という失点の多さにあります。
(カマタマーレ讃岐/GK 清水健太 選手) 「失点してしまったのはしょうがないこと。そこからなかなかチームが立て直せないという部分が今の讃岐の弱さでもあると思うので、自分たちで立て直していけるように、チームとして意識していかなければならない」
ゴールキーパーの清水健太選手(38)は、ここまで32試合全てに出場してきました。 前節の北九州戦では、自陣内でボールを奪われ失点するなどで4失点。痛いミスが目立ちました。
(カマタマーレ讃岐/竹内彬 キャプテン) 「試合数より少ない失点っていうのが理想で、そんな中大幅に失点をしてしまっているので、全ての面で1年間監督に言われてきたものを、最後のホームの試合で出すだけだと思ってますし」
(白戸ゆめのリポート) 「ホーム最終戦を目前にして、きょうは実践形式での練習が行われています」
12月1日の相手は、7月のアウェーで、1対5と大敗した八戸。失点0で勝利するためにも、ボールを味方で所持し続ける「ポゼッション」や球際の正確さを意識していきます。
(カマタマーレ讃岐/MF 池谷友喜 選手) 「チームとして裏をもう少し狙っていかないと、相手の矢印がどんどん前に前になってくるので、そこを意識してやっていきたい」
攻撃面で期待が掛かるのは、副キャプテンも務めるミッドフィルダーの池谷友喜選手(24)です。
(カマタマーレ讃岐/MF 池谷友喜 選手) 「自分にできることは走るであったり、球際の部分であったり、何か人の魂に伝わるプレーっていうのは自分の中で常に意識しているし、それができると僕は思っているので、そういった面をどんどん見せていけたら」
誰よりもピッチを駆け回り、チームを鼓舞してきた池谷選手。
9月のアウェー戦で右ひじを負傷し、今シーズンはもう絶望かと思われていましたが、前回のホーム・相模原戦からベンチ入り。 前節の北九州戦は後半から出場し、シュートも放ちました。
(カマタマーレ讃岐/MF 池谷友喜 選手) 「久々の出場だったが、結果0対4なので、その結果は真摯に受け止めてそこでできなかったこと、できたこともありますし、それを1週間という短い期間だが、しっかり修正してホーム最終戦に必ず勝てるようにやっていきたい」
今シーズンの集大成を。ホーム最終戦、サポーターに見せたい景色は勝利のみです!
(カマタマーレ讃岐/竹内彬 キャプテン) 「1年間応援してくれたファン、サポーターの方たちにホームで勝って喜んでいただきたい。僕たちもみなさんが喜んでいるスタンドが見たいので、とにかく必死にプレーしたい」
カマタマーレ讃岐は12月1日、ホーム最終戦で八戸と対戦します。