ロシアによるウクライナへの侵攻が始まってから1000日。ロシア国内では政治弾圧が急速に進んでいます。
博物館は政治弾圧による犠牲者の追悼式を行った直後、当局の圧力が掛かり、14日から閉鎖されています。
12日には、小児科医の女性が子どもの患者に対し、戦争が続く状況を憂う発言をしたことがロシア軍への非難にあたるとして禁錮5年半の判決を受けました。
人権団体によりますと、こうした政治犯はおよそ3000人に上るということです。
ロシアの独立系メディアは「恐怖政治は、もはや『歴史』ではない。私たちは今まさに恐怖政治の時代を生きている」と報じています。