香川県の医師でつくる団体が、新型コロナウイルスの医療機関への影響についてアンケート調査を行いました。そして23日、その結果をもとに県に要望書を提出しました。
香川県保険医協会は、3月、県内の診療所や病院の医師に新型コロナウイルスに関するアンケート調査を行いました。
会員の約4割にあたる149人から回答があり、マスクや消毒用アルコールの在庫に「余裕なし」が65パーセント前後、「すでに足りない」が20パーセント前後でした。 また、約18パーセントが学校の臨時休校によって職員の勤務に「影響がある」と回答しました。
このほか、医師が「PCR検査が必要」と判断しても保健所が認めなかったケースが9件あったということです。
保険医協会は県に、マスクやアルコールなどを確保して医療機関に届けることやPCR検査を医師の判断で、できるようにすることなどを求めました。
