香川県綾川町の酒造会社が4日、瀬戸内海の底で熟成させた日本酒を引き揚げました。
(柳下遥リポート)
「粟島の南東にきています。こちらの海の中には約5カ月前酒瓶を沈めたということです。どうなっているのでしょうか」
日本酒や基礎化粧品などを製造する「勇心酒造」は、2026年6月、日本酒などを海の底に沈めました。
地元産の原料を使った酒を瀬戸内海に沈めて熟成を図る試みです。
そして約5カ月が経過した4日、ついに引き揚げることに。ダイバーが潜り酒瓶6本が入ったケースを探しに行きます。
雨などの影響で海が濁りケース探しは困難だったようですが……
(柳下遥リポート)
「ダイバーがケースを引き上げてきました。ケースには貝のようなものがたくさんついています」
引き揚げられた酒瓶にはフジツボがびっしりついていましたが、割れたり、酒が漏れたりすることはありませんでした。
5カ月間瀬戸内海に揺られた、その名も「海底熟成酒」。勇心酒造によりますと、潮の流れに揺られると熟成が早まるそうで、角がとれたまろやかな味に仕上がるということです。
(勇心酒造/須藤克浩さん)
「海底熟成酒という形で瀬戸内海の自然を感じられるお酒になったかなと思う」
海底熟成酒は11月8日にある勇心酒造の感謝祭で振る舞われる予定で、従来の酒との飲み比べもできるということです。