新型コロナへの対応などに苦しむ医師への支援を求めて、香川県保険医協会が県に要望書を提出しました。
香川県保険医協会は開業医を中心に医師や歯科医師で作る団体で約630人が加入しています。8月、加入する医師らを対象に「発熱外来に関するアンケート」を行いました。
その結果、最近はマスクや防護服などの支給や財政支援が受けられていないことや、物価や光熱費の高騰によって経営が圧迫されている状況がわかったということです。
協会は、国からの交付金などを活用して、全ての医療機関を支援してほしいなどとした要望書を香川県に提出しました。
(香川県保険医協会/藤原高明 副理事長)
「医療機関自身が減ってくるとますます受診しにくくなる。広い意味で国民の健康が守れなくなる。そういう方が出ないように援助してもらいたい」