香川県小豆島町の二十四の瞳映画村で、昭和の情景をテーマに制作した人形展が開かれています。
この展示会は、鳥取県出身の創作人形作家、安倍朱美さんの作品を集めました。 二十四の瞳映画村の木造校舎やギャラリーなどに独自の技法で作られた62作品240体を展示しています。
貧しくても夢を膨らませた昭和の人々の表情や衣装などを細かく再現しています。
夏の風物詩であるスイカを縁側で談笑しながら食べる風景や、映画「二十四の瞳」のワンシーンを切り取った作品もあります。
(安倍朱美さん) 「幸せな世界であるように願いながら作っているんですが、ほっこり心のふるさとのようなものを感じていただけたらと思っています」
この展示会は、5月31日まで開かれています。