国は19日、都道府県をまたぐ移動の自粛要請を全面的に解除しました。岡山でも公共交通機関の利用者が増え、観光客も戻りつつあるようです。
午前9時20分、東京からの便が岡山空港に到着しました。
(記者) 「搭乗客が出てきました、ビジネス客でしょうか、スーツ姿の方が多い印象です」
(利用客はー) 「一席おきに座ってました」 「どうしてもきょう来なきゃならなかったので、ちょうど解除になって大手を振ってというわけにはいかないけれど来られてよかった」
こちらの女性は自粛要請の全面解除を受けて、東京から4カ月ぶりに岡山に帰省しました。
(4カ月ぶりに帰省した女性はー) 「帰りたかった気持ちはあったけど、家族のこともあるし今までは待っておこうかという感じだった」「やっと帰ってこれた」
岡山空港では1日10往復していた東京便が往復で運航していますが、搭乗率は約3割から4割にとどまっていました。19日の午前の便は岡山行きが7割、東京行きが5割となりました。
26日には、沖縄便の運航も再開される予定です。
(記者) 「ホームの様子は自粛期間中とは異なっています、多くの人が並んでいます」
(利用客はー) 「岐阜の方です、就職活動です。ほとんどの企業がWEBでの面接だったので、働いてる方の雰囲気とか直接会って知れるのがいい」 「孫と娘に会いに。まあ長野だから、あまり患者さん出てないし」 「北陸です。4月に予定してたのがコロナがまん延したので今回延びたんです」
JR西日本によりますと山陽新幹線の乗車率は5月、11パーセントでしたが、6月1日から14日までは26パーセントと徐々に回復しているということです。
岡山駅構内の弁当販売店や土産物店も、19日営業を再開しました。