岡山県で医療従事者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの優先接種が3月5日に始まります。4日、県内の病院にワクチンが運び込まれました。
午後0時30分ごろ、川崎医科大学総合医療センターには975回分のファイザー社製のワクチンが運び込まれました。
「優先接種」は岡山県内の医療従事者、約8万1000人が対象となっています。しかし、来週中に岡山県に届くワクチンは1万7550回分しかないため、新型コロナ患者を受け入れる45の医療機関にワクチンを優先的に配分し、接種が行われます。
(川崎医科大学総合医療センター 小児科/中野貴司 部長)
「医療従事者で接種した経験を基に、県民の方々にも着実に良い形で接種できるようにオペレーションを進めていきたい」
高齢者を対象にした一般接種については4月27日以降、県内全ての市町村に少なくとも975回分のワクチンを配分する予定で県と市町村が調整しています。