2022年夏に岡山県で開かれる大型観光キャンペーンに向けて、竹久夢二の作品をデザインした日本で1台しかないタクシーが作られることになりました。
タクシーのデザインは、岡山県出身の画家・竹久夢二の生誕日を記念して、9月16日に発表されました。
「夢二タクシー」は、2022年7月1日から9月30日までの岡山デスティネーションキャンペーンを盛り上げようと夢二郷土美術館などが作ります。
デザインは、これまでに多くの鉄道やバスなどのデザインを手掛けてきた水戸岡鋭治さんが担当しました。
外装は、夢二の作品である「立田姫」と「早春」を施していて、シートは岡山県の特産である「桃」と「イチゴ」の2パターンあります。
日本に1台しかない「夢二タクシー」は2022年2月に完成予定で、3月中旬から通常のタクシーとして使用を開始します。
2022年4月からは、このタクシーで夢二郷土美術館などを巡るツアーも予定しています。
(デザインを担当/水戸岡鋭治さん)
「タクシー1台から夢二が岡山中に伝わっていけば、デスティネーションキャンペーンの一環として役に立てればと思っています」