アートで地域を盛り上げます。竹久夢二の作品をデザインした日本で1台しかないタクシーが完成し、21日にお披露目されました。
「夢二タクシー」は、2022年に開かれる瀬戸内国際芸術祭や岡山デスティネーションキャンペーンに合わせてアートで地域を盛り上げようと、夢二郷土美術館などが企画したものです。
デザインはこれまでに多くの鉄道やバスなどのデザインを手掛けてきた水戸岡鋭治さんが担当しました。
ボディーには夢二の作品である「立田姫」と「早春」が施されています。シートは、「イチゴ」と「桃」の2パターンあります。
日本に1台しかない「夢二タクシー」。23日から観光ガイドのドライバーが運転し、夢二郷土美術館などを巡るツアーが始まります。
(夢二郷土美術館/小嶋光信 館長)
「夢二アートに、『水戸岡マジック』っていうんですかね。このコラボによって本当に大正ロマンの姿がこの小さなタクシーの中に凝縮されたという感じがします。大変うれしく思っています」