「保守分裂」の選挙を制し、岡山の小選挙区では唯一初当選を果たした岡山3区の平沼正二郎さん。一夜明けて決意を新たにしました。
平沼さんは11月1日、備前市の後援会事務所などを訪れ、集まった支援者らと改めて喜びを分かち合いました。
(岡山3区で当選/平沼正二郎さん)
「ようやく今朝になって実感が湧いていると同時に、身の引き締まる思いでございます」
平沼さんは、経済産業大臣などを務めた父・赳夫さんの後継として、4年前の衆院選に立候補して落選。この4年間、地道に選挙区を駆け回り知名度アップを図りました。
そして、選挙制度の改革など古い政治からの転換を訴え、自民党・前職の阿部さんを破って初当選しました。
(岡山3区で当選/平沼正二郎さん)
「(父・赳夫さんは)『おめでとう』という一言、私の新聞記事を食い入るように見ておりました。父が成し遂げられなかった憲法改正含め、新しい視点で政治の改革も含め取り組まなければならない諸問題もあるので、合わせて一緒に頑張ってまいりたい」
平沼さんは「基本的には自民党で一緒に働きたい」としながらも、追加公認については自民党本部と県連の判断に委ねるとしています。