岡山市とブルガリア共和国の「プロブディフ市」による姉妹都市交流50周年を記念して、岡山市役所で、「ブルガリア料理フェア」が開かれています。
(記者リポート)
「ドバル・デン(こんにちは)! ヨーグルトを使ったブルガリア料理2種類が、岡山市役所で味わえます」
「ブルガリア料理フェア」は、「プロブディフ市」との姉妹都市交流50周年を記念して岡山市と食品メーカーの明治が連携して取り組んでいる協働事業の一環です。
ブルガリア共和国の伝統料理「ムサカ」は、ジャガイモなどの野菜や豚ミンチを重ね、ヨーグルトと卵黄で作ったソースをのせて焼き上げています。
「キュフテ」は、香辛料のクミンをきかせたハンバーグのような料理で、ヨーグルトとニンニクのソースをつけて味わいます。
(記者リポート)
「酸味のあるまろやかなヨーグルトソースとお肉が相性抜群で、あっさり食べられます」
1972年から岡山市と姉妹都市交流を続けている「プロブディフ市」は、古くから交通の要衝として栄えた国内第2の都市で、人口は約34万人。
文化やスポーツなどさまざまな分野で友好を深め、桃太郎像も寄贈しています。
料理を試食した大森市長は……。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「どちらも非常においしい。これは人気を博すと思います。こういう姉妹都市がどんどん発展していき進展していく。そういう中でお互いの料理も認め合っていく、そういうことになるきっかけとなればと思っています」
(料理を食べた人は―)
「姉妹都市縁組をしていたことを知らなくて、いつもここで食べているんですけど、こういうのがあるのはすごくいいなと思って」
岡山市役所の食堂では、ブルガリア共和国の伝統料理「ムサカ」と「キュフテ」をメインにした2種類のランチを13日まで提供しています。