「一票の格差」を是正するため衆議院の小選挙区の区割りを変更する改正公職選挙法が、参議院本会議で可決・成立しました。岡山県では定数が5から4に減ります。
18日の参議院本会議で与党や立憲民主党などの賛成多数で可決・成立しました。
改正法は衆議院の小選挙区の数を東京など人口の多い地域で10増やし、岡山や広島などで10減らすものです。1カ月の周知期間を経て施行され、次の衆議院選挙からは岡山県の小選挙区は1つ減り、4つになります。
また、複数の選挙区にまたがっている岡山市北区・東区・南区と、倉敷市、真庭市、吉備中央町の分割状態が解消されます。
新しい区割りで、衆議院での「一票の格差」は現行の2.096倍から1.999倍に縮小します。一方で岡山県の選挙区だけを見るとこれまで最大1.67倍だった格差が最大1.81倍に広がります。